こんにちは
先週からランニング中に無料体験中のAudibleで「東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!」を聴いてました。今回はその続きです。
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前回途中まで聴いて
前回途中まで聴いての感想は以下の記事に記載しています。
その続きの感想
今回その続きの感想を書かせて頂きます。
お金や経済の仕組みが分かりやすく理解できた
本書では100人の島で例えて経済の仕組みをいろいろとわかりやすく説明してくれていますが、それをさらに自分の中で、例えば昔の中学校のクラスメイトとか、地域の人たちとか、何となく顔が浮かぶ人たちに置き換えて考えてみると、より実感をもって、いろいろな仕組みや必要性、原理を理解できたと思います。
経済の理論はいろいろ?予想通りならない?
お金や経済の仕組みは、人間が作り上げてきたものにも関わらず、今も様々な対立する理論があり、必ずしも結果がその理論通りや予想通りにならないものであり、また唯一の理想的な仕組みがあるわけでもないという点が、不思議というか、非常に面白いなと感じました。
例えば、物理学とか医学とか、そもそも人間が作り上げた仕組みではないものに対して人類が研究・発見することにより様々なことが解明され、一定予測可能な事象も多いのだと思いますが、お金や経済の仕組みはそもそもが人間が作ったものなのに、MMT(現代貨幣理論)等いろいろな理論があったり、為替や景気や金融政策など現実が理論で予測・コントロール可能なわけでもなく、、、、、
元が理系であまり経済学はしらなかったので、ちょっとその点が新鮮な感じがしました。
投機家は必要か?
本書でバブルに関して理解を深めたいとも思っていましたが、バブルについてはこれまでの理解している以上の内容はありませんでした。一方で投機についての説明で非常に考える部分がありました。
投機によってその人が世界に生み出した価値以上の富を手に入れているケースが実際の世の中でもあるという部分についてです。
必ずしも投機自体は悪というわけではなく、投機が経済上の機能として必要ではあるものの、必ずしも個人がそれを担う必要があるわけではなく、政府等がその機能を代替することも可能というような説明もあったかと思います。
もしも世界に100人しか人がいなかったらひとりひとりの役割は重要です。トップ数パーセントに入るような貴重な優秀な頭脳が、投機家になるのが一番儲かるからと、投機ばかりにその頭脳を使うのではなく、世界にとってより生産的な活動にその頭脳と体力を使えば、世界がよりよくなるのではと思いました。
もちろん投機も経済の重要な役割を担っており、投機を否定するものではありませんが、それは政府等、別の仕組みで担ってもらって、、、
持続可能性について
本書の最終章では、持続可能性について説明されていました。
例えば、資本主義では富の集中が起こりますが、一度お金持ちになったら子孫までずっと働かなくてよいのではなく、子孫の社会への貢献が平均的であれば資産も平均的に戻る、一方、貧乏になっても社会への貢献が平均的であれば資産も平均的に近づく、そんな仕組みも必要というようなことが説明されていました。
持続可能な仕組みがあれば、結果、すべての住民がよりいっそう生産的に活動して、社会全体もよりいっそう発展していくのだと感じました。
本書のように100人の島でイメージすると、現実の社会においていろいろな国が、それぞれの憲法や法律、経済政策等を、工夫しながら、いったいどのような集団をつくり何を実現しようとしているか、大きな観点で興味が持てる気がしました。
まとめ
ランニング中に無料体験中のAudibleで「東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった!」を聴きながら考えたことをまとめてみました。
やはりランニング中のAudible、時間の使い方としてよい感じですね。
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