FIREとサブスリーを50代で達成する!

40代後半、私は決めました。高配当株、優待株やIPO等の株式投資と節約により50代でFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成すると。また日々ランニングに励み、50代でフルマラソンでサブスリー(3時間以内でゴール)を達成すると。このブログはその達成までの取り組みの記録です。

書評「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」を読んでみて

こんにちは

FIREを目指した株式投資、資産運用のヒントを得るために人気の「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 (著者 : ニック・マジューリ)」を読んでみました。少し前の本なので既に本書を読んでいる方も多いとかと思いますが、簡単にご紹介させていただきます。

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JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

本の概要

全米屈指のデータサイエンティストであるニック・マジューリ氏により書かれたお金を貯め富を築くための方法がまとまられた本です。

全世界200万部突破『サイコロジー・オブ・マネー』著者が「絶対読むべき一冊」と絶賛!全米屈指のデータサイエンティストが最新130年間のデータと60の図表で貯金力と投資力の常識のウソを暴き出す。投資初心者から貯金と投資の原理原則を学びたいベテラン投資家まで、人生が変わる「金銭的自立」の教科書!

ダイヤモンド社の紹介文より抜粋)

内容的には第1部は「貯金力アップ篇」、第2部は「投資力アップ篇」となっており、信頼性の高いデータと証拠に裏づけられた興味深いエピソードと実践的なヒントを紹介されています。

本書は昨年2023年6月に発売された本ですが、Amazonのサイトの投資・金融・会社経営の不動産投資の売れ筋ランキングでは、2024年3月現在いまだにベストセラー1位になっています。 

 

読んでみたきっかけ

まず本書に興味を持ったきっかけはAmazonのサイトでのランキングが高かったこととです。また帯にあった以下の文章、

『お金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃!

「絶対読むべき一冊」

これが、何となく安易なキャッチコピーだな~とか思わせながらも、私の心に「これは読まなくちゃ」とつき刺さってしまったことです。

 

読んでみて印象に残ったところ

サブタイトルの「自動的に富が増え続ける」ってどんなことが書いてあるのだろうか?という点と、「書かれている内容から自分のFIREに向けた貯蓄や投資に何か取り入れることができるか?」をテーマとして本書を読んでみました。

自動的に富が増え続けるってどんなこと?

本書の冒頭で自動的に富が増え続ける3語の魔法の言葉として「Just Keep Buying」が挙げらており、それは実質的に「ドルコスト平均法」と同じだと説明されていました。(ただし「ドルコスト平均法」と「Just Keep Buying」との違いは投資哲学、明確な心理的な動機が「Just Keep Buying」には込められている点とのことです。)

では、本書では「Just Keep Buying」(=「ドルコスト平均法」)の優位性についてのみがずっと書かれているのかというとそうではなく、まずは第1部として「貯蓄力アップ編」に「いかに貯蓄力をアップするか」について、また次に第2部の「投資力アップ編」として「何にどのように投資するのがよいか」について、データサイエンティストらしくさまざまなデータを用いて、これまで通説とされていることの間違いや勘違い、意外な事実を明らかにしながら、それぞれより有効な方法を説明してくれている本でした。

自分の貯蓄や投資に何か取り入れることができるのか?

第1部の「貯蓄力アップ編」のいかにして貯めるか、貯蓄率を高めるかの部分は内容自体にはそうだよねと納得する部分も多かったです。ただし、あまり自身で実践しようと思う内容は少なかったです。その理由は私の場合は既にアラフィフで既に貯蓄率も配当等もあるので純粋な給料に対しては90%に近い状態が確立されており、また既に住宅も購入済みであり、今後の大幅な収入アップとかも期待できないし、と、これから貯蓄力を上げるよりも後は同じペースで数年貯蓄を続ければと思っている点にあるかと思います。

第9章の「いつリタイアできるか?」の部分についてはFIREについて考えておくべき事項が今後の検討の参考になりました。

 

第2部の「投資力アップ編」についてはいろいろと参考になりました。

第11章の「何に投資すべきか?」の筆者の様々な投資対象について目を向けるべきという主張はもっともで、なかなか手を出すのも難しいものも多いですが、今後投資対象を増やしていくことも検討したいと思いました。

第12章の「個別株は買うな」は筆者の個別株は運の要素が大きなゲームであり、あまり進めないという主張は非常によくわかりました。現状わたしは個別株で50%近くを保有していることもあり、なかなか筆者の言う通りにすぐにインデックス投資に切り替えるというのも難しいなとも思いつつ、自身の個別銘柄選択は圧倒的な優位性を確信してわけではないので、やはり徐々にですがインデックス投資を増やした方がよいなと考えました。

第13章から18章は「Just Keep Buying」(=「ドルコスト平均法」)の優位性や長期投資における運の要素や暴落との対峙の仕方などが過去のデータに基づいて書かれており、今後長く相場に対峙し、暴落局面も含めて乗り切っていくために、知っておくべき客観的なデータに基づく事実や心構えを学ぶことができました。

特に第15章の「投資が「運」に左右される理由」に書かれている長期投資の結果はリターンの順番により大きく変わるというところや、またリタイヤ後最初の10年の投資リターンが重要であるというところはちゃんと理解した上で不運に当たるリスクを一定は軽減しておくべきなんだろうと思いました。

読むことをお勧めしたい人

本書は、今後長期間にわたってお金を貯め続けそれを増やし続けていきたいと考えている方すべてにお勧めします。本書を読むことにより、これまでなんとなく信じていた常識や方法が実際のデータに基づいて正しいのかを見直すことができ、今後のお金と時間の使い方を自身の人生によってより有意義なものにすることができると思うからです。

 

まとめ

私はこの本を読むことによりFIREに向けて貯蓄や投資を焦らず継続的に実施していこうと思えましたし、個別株などは少しずつ考え方を見直していきたいと考えました。同じように今後長期間にわたってお金を貯め続けそれを増やし続けていきたいと考えている方に本書をお勧めいたします。本書から得るものはそれぞれの状況により違うと思いますが、必ずや何かの参考になると思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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