FIREとサブスリーを50代で達成する!

40代後半、私は決めました。高配当株、優待株やIPO等の株式投資と節約により50代でFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成すると。また日々ランニングに励み、50代でフルマラソンでサブスリー(3時間以内でゴール)を達成すると。このブログはその達成までの取り組みの記録です。

マネーフォワードMEで配当金管理(スタンダードコースで配当金管理する方法)

こんにちは

わたしはマネーフォワードMEのプレミアムサービスを利用させていただいています。プレミアムサービスには、リーズナブルな「スタンダードコース」と、より積極的な資産形成をする方向けの「資産形成アドバンスコース」があり、保有株の配当金管理は「資産形成アドバンスコース」で利用できる機能ですが、私は「スタンダードコース」とExcelを利用した配当金管理を実施しています。本日はその方法をご紹介いたします。

マネーフォワードMEのプレミアムサービスについて

マネーフォワードMEは無料でも基本機能は利用できます。ただ無料では一部機能に制約があり、プレミアサービスを利用することにより便利な機能が利用可能になります。有料のプレミアサービスには月額500円の「スタンダードコース」と月額980年の「資産形成アドバンスコース」があります。

プレミアムサービス機能比較表|マネーフォワード ME (moneyforward.com)より抜粋

わたしは月額500円の「スタンダードコース」を年契約で利用しています。

「資産形成アドバンスコース」が昨年発表されたとき、わたしも一度は「資産形成アドバンスコース」に契約を切り替えて利用してみたのですが、残念ながら「資産形成アドバンスコース」で追加された資産管理機能は、私が必要とする機能、期待していた機能とはマッチしませんでした。そのため、数か月だけ利用して直ぐに「スタンダードコース」に再変更させていただきました。

本日は「資産形成アドバンスコース」で利用できる資産管理機能と私の使い方とのギャップ、わたしの配当金管理の対応方法についてご紹介させていただきます。

なおマネーフォワードMEの「資産形成アドバンスコース」自体の機能がだめだめというわけではないことは補足させていただきます。ユーザーのニーズによってはうまく機能がフィットする方も多いと思います。わたしの場合は後述しますが優待クロス取引を多用しているために機能がマッチしなかったというだけです。

 

「資産形成アドバンスコース」と私の使い方とのギャップについて

「資産形成アドバンスコース」では資産管理機能として「配当履歴・予測・内訳」、「資産のタグづけ」、「Myポートフォリオ」、「株式の業種別内訳」、「株式・投資信託の配当利回り別内訳」が利用できます。

これらの機能は株式、投資信託を単純に長期保有している方には非常に使いやすい機能になっているのだと思います。ただし私の場合には、優待クロス取引を多用しているため「配当履歴・予測・内訳」機能で集計される結果が、わたしが期待した数値と異なり、この機能があまり役に立ちませんでした。

マネーフォワード側の配当金の過去の履歴や今後の予測金額は、権利付最終日の各証券会社の保有銘柄の明細から集計されています。このとき優待クロス取引を実施している場合には権利付最終日に現物を保有している分は当然この配当金の計算対象になります。一方信用売り分の配当落調整金のマイナス分はこの配当金の計算対象になりません。実際には現物分のプラスと信用売り分のマイナスが相殺され配当は受け取れないのでこのクロス取引分の配当金は集計から除外したいのですが、それらをフラグ付けしたり、グループ分けして除外できればよかったのですが、それはできないませんでした。そのためわたしの場合には配当の実績も配当予想の数値もあまり使えない情報になってしまいました。

また「資産形成アドバンスコース」のその他の機能での集計にも常にクロス取引分が混ざってしまうため、私の場合にはあまり使える数字にはなりませんでした。「資産形成アドバンスコース」を契約するときにある程度予想はできたものの「資産のタグづけ」等の機能でクロス取引分を除外する等して何とかなるかな?と淡い期待を抱いていましたが、やはりうまくいかなかったという感じです。

そのため私はマネーフォワード側では、クロス取引分を除外した配当金の受取実績をちゃんと記録して配当金も含めた家計の年間収支を正確に把握していくこととし、保有資産(株、REIT、インフラファンド、投資信託、債券)等のポートフォリオ管理、配当予想、利回りの管理はExcel で実施していくことにしました。その方法を以下に記載します。

ちなみに、10年以上も昔に使っていたMS Moneyでは、各証券会社の株式の売買実績や入金履歴も取得して損益管理ができた気がして(どこまでできたか、ちゃんと覚えてないですが、、、、)、いつかマネーフォワードでも保有株からの予測ではなく、証券口座からも売買実績や配当金の入金履歴等をすべて取得して管理できるようになればいいなと期待しています。

 

マネーフォワードMEとExcelを利用した配当金の管理の方法

それでわたしはどのように配当管理しているかといいますと、別の記事でも書きましたが、各証券会社のサイトで取得した配当実績のデータを元にExcelシートを経由してマネーフォワードに配当金の入金実績を一括登録し、配当金実績を管理しています。

Excelシートからの一括登録方法についてはSeleniumを利用しており以下の記事に記載しています。

vision2030.hateblo.jp

各証券会社のサイトでの配当実績のデータの取得は、証券会社毎にフォーマットが異なるため、証券会社のフォーマットからマネーフォワード登録用シートへのフォーマット変換用のExcelシートを証券会社毎に準備し、代替1か月毎に実績を取得して一括登録しています。

以下の画面イメージはアプリ版の家計簿機能で表示されるグラフで、ちゃんと配当金の受取実績を収入-配当所得として登録した場合のものです。月の収入割合の円グラフ中に配当収入がちゃんと表示され、給与所得と所得の割合を把握することが容易になります。

画像引用:マネーフォワードME

以下の画面イメージもアプリ版の家計簿機能で上記画面でさらに「配当所得」をクリックした場合に表示されるグラフです。配当金受取実績の月別の推移・分布を容易に確認することができます。また前年の値も表示されており、前年同月比での配当金額の伸びも容易に把握することもできます。

画像引用:マネーフォワードME

「資産形成アドバンスコース」の配当金実績管理以外の機能についてはマネーフォワードでの管理はせず、現状は割り切ってExcel で実施することにしています。保有資産(株、REIT、インフラファンド、投資信託、債券)等のポートフォリオ管理、配当予想、利回り等の管理は楽天のマーケットスピード II RSSでのリアルタイムデータ取得やSeleniumスクレイピングでのデータ取得等を組み合わせてExcel実施しています。

ただやはりいつかマネーフォワードが資産管理がもっと進化したら、配当金の管理も、投資全体の損益管理も、個別取引の損益管理もすべてマネーフォワードで管理できたらいいなと期待しています。

 

まとめ

今日はわたしのマネーフォワードMEの使い方についてご紹介させていただきました。わたしはマネーフォワードMEのおかげで複数の口座の資産管理がかなり楽になり、またこれまで把握できていなかった角度から分析、改善できるようになり、資産形成のスピードもアップしたと思っています。引き続き活用させていただきたいと思っています。既にマネーフォワードME利用されている方が多いと思いますが、何かのご参考になれば幸いです。

vision2030.hateblo.jp

にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村
FIRE(早期リタイア)ランキング
FIRE(早期リタイア)ランキング