FIREとサブスリーを50代で達成する!

40代後半、私は決めました。高配当株、優待株やIPO等の株式投資と節約により50代でFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成すると。また日々ランニングに励み、50代でフルマラソンでサブスリー(3時間以内でゴール)を達成すると。このブログはその達成までの取り組みの記録です。

マネーフォワードは最高!!!私の使い方の工夫も紹介!

私はFIREに向けた資産管理のために「マネーフォワード ME」のサービスを利用させていただいています。FIREに興味のある方は「マネーフォワード ME」を利用されている方もかなり多いのではと思います。今日は「マネーフォワード ME」の魅力とわたしなりの使い方の工夫について書いてみたいと思います。

 

マネーフォワード MEとは

マネーフォワード ME」は、株式会社マネーフォワードが提供する個人向けの資産管理・家計管理ツールです。洗練された機能と使いやすいインターフェースで資産管理や家計簿作成が可能になります。多数の金融機関と連携して残高や取引明細をダウンロードしたり、追加で手入力での取引入力をしたりすることで、簡単にすべての金融資産の管理や日々の収支の把握が可能になります。

基本機能は無料でも利用できますが一部機能に制約があり、プレミアサービスを利用するとよりその制約が外れより便利な機能が利用可能になります。プレミアサービスとして月額500円の「スタンダードコース」と月額980年の「資産形成アドバンスコース」があります。

プレミアムサービス機能比較表|マネーフォワード ME (moneyforward.com)

 

私はこれまで約3年間プレミアサービスのうちの「スタンダードコース(月額500円)」を利用させていただいています(一時、「資産形成アドバンスコース」も利用)。マネーフォワードMEのおかげで複数の口座の資産管理がかなり楽になり、またこれまで把握できていなかった角度から分析、改善できるようになり、私の資産形成のスピードもかなりアップしたと思っています。

 

私にとってのマネーフォワード MEの魅力

1.家族全員分の全資産の管理が楽々に!

マネーフォワードMEを利用している一番の理由は家族全員の資産管理が簡単なことです。

私は配当目的や値上り益目的の株式投資以外に株主優待目的のクロス取引IPO抽選への応募等も実施しており、複数の銀行口座、証券口座を保有しており、その口座間で頻繁に口座間資金移動を実施しています。そのため全口座を合計した残高を日々把握しようとするとかなりの手間がかかりますが、マネーフォワードMEを利用するとほぼボタンをワンクリックするだけで全口座の最新残高、取引履歴を集計することができます。

また「スタンダードコース」では無制限に口座を連携でき、資産のグループ化も可能なため、妻や子供の口座も併せて管理することができ、家族全体やそれぞれ個人個人の金融資産の残高を簡単に把握することが可能です。

マネーフォワードMEを利用するまでMS Money や MoneyLookなどをつかっていましたが、サービスが終了したりサービスの内容が使いずらく改悪されたりしたため仕方がなくいろいろ他も比較し、3年前にマネーフォワードMEに乗り換えました。個人的にはマネーフォワードMEの資産管理機能はそれらの中では最高だと思っています。

2.年間・月間の家計収支を簡単に把握可能に!

マネーフォワードMEでは、日々の収入、支出が管理可能です。取引の明細は、銀行、クレジットカード、オンラインショッピングサイト等からワンクリックで簡単に取得でき、それらを集計、分析することが可能になっています。

家計簿機能では毎月、毎年の収支を集計できますが、素晴らしいなと思うのは複式簿記的な考え方の部分です。何かを購入してクレジットカードで購入して翌月に銀行口座からの引き落とされる場合にも費用計上は当月に実施でき、後払いでの支払自体は預金とクレカの債務間での振替として翌月に記録できるので、毎月の収支と口座の資産残高、負債残高をそれぞれ正確に管理できます。

これまでMoneyLookなどではそこまで管理できていなかったため、3年前にマネーフォワードMEを利用するようになって、なるべくすべての収支をマネーフォワードME上で管理して把握したいと思うようになりました。

 

マネーフォワード MEの活用で工夫している点

1.予定されている現金取引は事前に一括入力

マネーフォワードMEでは、銀行、クレジットカード、オンラインショッピングサイト等からワンクリックで明細明細を取得できますが、わがやでは一部それ以外の現金取引が残っており、それらの現金取引は発生する都度手で入力する必要があります。わがやでの具体的な現金取引の例は、子供の習い事の費用や、オーケーストアでのお買い物(現金のほうがお得なため)等があります。

これらの現金取引は都度入力すると忘れる懸念もあるため、事前にまとめて1年分程度未来日付で入力することにしていますが、かなりの件数になり手で実施すると大変なのですが、Excelシートに入力した明細を一括でマネーフォワードMEに登録しています。

(最近気が付いただけなのか、最近機能が追加になったのか不明ですが、毎日、毎月、毎年等の定例で定額の支払いであれば、PC側からは家計簿入力機能に「繰り返し入力」チェックボタンがあり、「毎日」、「毎週」、「毎月」、「月末」を選択ができるのでその機能で入力することもできそうです。)

マネーフォワードMEでは、未来日付で出金を入力しておくとその日に到達して初めて収支に集計される仕様となっており大変便利です。

オーケーストアでの買い物は金額が一定ではないですが、我が家は毎週土曜日に必ずオーケーストアに1週間分の買い出しにいくため、まずは定額で出金を事前入力しておき、会計後に金額を修正しています。

2.配当金の入金実績は一括入力

マネーフォワードMEの「資産形成アドバンスコース」コースでは、配当金を集計できるのですが、その金額は配当基準日の銘柄保有数から推定した金額となっています。しかし私は株主優待クロス取引を実施しており、配当基準日に優待株を信用売+現物で保有しているため、配当金の額がそれらを含んだものとなってしまい本来集計したい長期保有株の配当金額になりません。

そのため、「資産形成アドバンスコース」は利用せず、「スタンダードコース」で各証券会社の配当実績から入金を登録しています。この登録にも上記のExcelマクロ(VBASeleniumを利用)を活用しています。

3.一部の取引が発生した時に口座残高がずれるため手動補正

マネーフォワードMEを利用していると特定の取引発生時に口座残高がずれるケースがありそれを補正する対応を実施しています。具体的には以下のようなケースです。

  • SMBC日興証券での信用買いからの現引取引時(当日の新規現引き分は翌日までマネーフォワードMEに残高が反映されない)
  • 大和証券大和ネクスト銀行間のスウィープサービス(証券口座入金時など、残高が2重で計上されるケースあり)
  • SBI証券住信SBIネット銀行のスウィープサービス(週末等で発生すると残高がどちらにも計上されないケースあり)

これらの原因で当日の残高がずれる場合には、振替入力機能で不足/余剰な金額を補正し、そのずれが解消後した日には逆の取引を入力しています。何もしなくても翌日や週明けには正しい金額にはなりますが、集計グラフが汚くなるので必ず補正しています。

自動で明細が取得される金融機関への手入力での振替は登録できないため、わたしは「財布(現金管理)」機能で各証券会社の毎のずれ解消専の口座で作って補正を実施しています。

(多分「未対応金融機関」や「その他保有資産」に対しても手動で振替入力できそうなのでそちらを使うのやり方でも大丈夫そうとは思います。ただわたしは過去分の記録が「財布(現金管理)」に溜まっていて変更が面倒なのと手入力分が「財布(現金管理)」にまとまっていてわかりやすいので、「財布(現金管理)」を使い続ける予定です。)

 

まとめ

FIREに向けた「マネーフォワード ME」は私にとっての欠かすことのできない最高のツールです。いくつか改善していただければと思う機能もないことはないですがが、気が付くと改善、進化していることも多く、基本的な満足度はかなり高いです。今後も継続してずっと使っていきたいと思っています。

vision2030.hateblo.jp