FIREとサブスリーを50代で達成する!

40代後半、私は決めました。高配当株、優待株やIPO等の株式投資と節約により50代でFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成すると。また日々ランニングに励み、50代でフルマラソンでサブスリー(3時間以内でゴール)を達成すると。このブログはその達成までの取り組みの記録です。

書評「リディアードのランニング・トレーニング 」を読んでみて

こんにちは

ラソンでのサブスリー達成を目指して「リディアードのランニング・トレーニング (著者 : 橋爪伸也)」を読んでみました。本書は少し前の本なので既に読んでいる方も多いとかと思いますが、簡単にご紹介させていただきます。

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リディアードのランニング・トレーニング

本の概要

本書は「国際アスリーツ・レジェンド」であるアーサー・リディアード氏のマラソンのためのトレーニング理論の本です。アーサー・リディアードはジョギングの生みの親でもあり、1950年代中頃、「リディアード方式」と呼ばれる独自のトレーニング方法を確立しています。本書はアーサー・リディアード自身ではなく、アーサー・リディアードに師事した橋爪信也氏による著書となっています。

本書の表紙、背表紙に以下のような記載があるように、本格的な競技レベルの選手、指導者のためだけではなく、5時間切りを目指すような一般市民ランナーにも向けて、誰が読んでもプラスとなる内容となっています。

サブ4ランナーにも、60歳の熟年にも、16歳の少女にも、リディアード・トレーニング法は、同じ様に効果を発揮する

(本書 表紙より抜粋)

中高年にランニングの素晴らしさを教える方が、オリンピックの表彰台に選手を立たせるよりも意義を感じる (アーサー・リディアード談)

(本書 背表紙より抜粋)

本書の主な構成は以下の通りです。

第1部 リディアード・トレーニングの概要
第2部 リディアード・トレーニングの具体的な手順
第3部 リディアード・トレーニングに関する補足とまとめ

第2部にはリディアード・トレーニングの具体的な方法が記載されています。

読んでみたきっかけ

わたしはこれまでの記載しているように昨年急遽ランニングを開始し、なんとか50代でのサブスリーを実現したいと思っています。しかし、まだランニングについてあまり知識がないため、まずはどんなトレーニング法がよいのかWebで検索していたのですが、そのときよく出てきたのが、「アーサー・リディアード」と「ジャック・ダニエルズ」のランニングのトレーニング法や各種の書籍でした。どちらの方も評判がよさそうでしたので、いずれ両方の方の書籍を読んでみたいと思ったのですが、まずは基礎体力の向上が必要なタイミングであったため、「アーサー・リディアード」の「有酸素走り込みでの土台作り」の部分がまずはとても気になり本書を購入してみました。

「ジャック・ダニエルズ」についてもいろいろな人が「VDOT」等について言及されており、いずれこちらも勉強したいと思っていますが、わたしはまだ細かくタイムにこだわる段階に達していないため、もう少し後にしようかと思っています。

読んでみて印象に残ったところ

本書を読むにあたってわたしは「マラソンをまずは完走し、さらに記録を上げていくためにやるべき」「今後の取り組みに活きる考え方、言葉」を見つけたいと考えていました。

ラソンをまずは完走し、さらに記録を上げていくためやるべきこと

本書には、まさに今のわたしに当てはまるような「ゼロから始めてフルマラソン完走」への「8か月」を目安とした取り組みが書かれていました。また「一回切りフルマラソン」坊主にならないようにとのどのように取り組んでいくべきが記載されていました。

またマラソンを走るために重要な「有酸素能力」、「無酸素能力、「スピード」がどのようなもので、それをどのように鍛えることができるかが記載されていました。

そしてそれら「有酸素能力」、「無酸素能力、「スピード」を鍛えて最高の状態でレースを迎えるためのリディアード式のトレーニング方法が、5段階のトレーニングステップとして、その具体的な方法とともに記載されていました。

引用:本書第6章の図より抜粋

わたしは今年の秋から冬に30年ぶりのフルマラソンに挑戦したいと考えていますので、本書トレーニング方法の大枠を参考にさせて頂き、まずは基礎体力の向上のため「有酸素走り込み」を意識した適度な速度でのジョギングを5月まで継続していきたいと思いました。またその後は徐々に「ヒル・トーレ―ニング」として坂道でのスピード強化を目的としたトレーニングも取り入れていきたいと思いました。

わたしのランニングの取り組みはまだ1年目でいろいろ試行錯誤中で体も思い通りいかず、本書に記載の通りのトレーニングにはならないと思っていますが、なるべく大枠は本書に従い、上記のステップに近い形で「有酸素能力」、「スピード」、「無酸素能力」を意識して鍛えていければ思っています。

また本書では単年でのレースに向けた取り組みではなく何年も継続して能力を高めていくことが重要ということが強調されています。それも参考になんとか50代のサブスリーに向けて継続して取り組んでいきたいと思いました。

今後の取り組みに活きる考え方、言葉

本書には「リディアード語録」が記載されています。その中からいくつかの言葉をご紹介させていただきます。

「今やっていることは、来年になって初めて実を結ぶ。」

「今年や来年、どんな成績を出すかよりも、5年先、7年先にどんな走りをしているか常に念頭におくべきだ。」

引用:本書「リディアード語録」より抜粋

いまやっていることに対してすく結果がでなくても、目先の結果はあまり気にすることなく、トレーニングに取り組み続けることが大事だと、自分に対して言い聞かせながら取り組みたいと考えました。また同じように本書に紹介されていた高橋尚子さん有名にしたという言葉(すいません。あまりこれまで知りませんでした。)「芽も葉も出ない冬の日は、下へ下への根を伸ばせ」もいいですよね。

たとえ15分でも、今日走りに行ったなら、それであなたは『勝者』なのだ。」

引用:本書「リディアード語録」より抜粋

天気がわるいとき、ちょっと疲れているときや体調が万全でないとき、走るのが嫌だなと思う日も多いですよね。そんなときはこの言葉を思い出して頑張ろうと思いました。結局走ってしまえば大抵は爽快な気分になるので、ポイントは走り出すまでの気持ちの持っていきかたですよね。

読むことをお勧めしたい人

本書は、幅広いランナーの方にお勧めですが、これから今後のトレーニング計画、ランニングの取り組み方を考えたい、見直したいと思っている方に特にお勧めいたします。長期的な視点でトレーニングを実施していくための入り口として、すべての人が知っておくべき知識や、取り組みと結果の実例が多く記載されており、非常に参考になると思います。

まとめ

私はこの本を読むことによりマラソンでのサブスリーに向けて、決意を新たにし、焦らず継続的に取り組んでいこうと考えることができました。いま同じようにマラソン、ランニングに取り組まれている方に本書をお勧めいたします。本書から得るものはそれぞれの状況により違うと思いますが、必ずや何かの参考になると思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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